修正の詳細 .


当紀要は2013年8月に書かれたものですので、小生の不理解と早計で書いた個所が多いです. 本稿は1,5,6,7節を中心に読まれれると良いかと思います。
以下、 修正した個所とコメントをリストアップしておきます:

  •  5頁(5.1)式. Sum記号の上にある「m+s-1」を「m+s-2」に変える必要がある. 不変量の大切な式です。タイプミスですが、誤ったものを刊行物に書いてしまい、お恥ずかしい限りです。

  •  6頁14行目の「もっと欲張って, この二次形式から双線 型形式へ拡張を考えるのは自然であろう」と書いたが、そもそも結び目のカンドルコサイクル不変量が「双線型形式」に記述できる場合が多い事が解った. 論文[11]に書くつもり。

  •  7頁目の「現象2」と「現象3」に関しては反例があった。しかし、今の所、それらの現象が成立する例が多く、その理由を調べたい。 なお「現象2」の直後に書いてある符号数(講演で話した事)については、まだ反例はない。この符号数の予想は証明したい。将来の課題だ。

  •  10目9行目にある商空間「V_p」の等式は間違え。もっと割らないと有限次元にならない、ウッカリ大事な事を失念しておりました。正確には、そこに書いたエルミート2次形式の核で割る。

  •  10目12行目にある「(-1)^k A^{k^2+3k}」とあるが, 正しくは 「(-1)^k A^{k^2+2k}」である.