Errata

定理3.2は主張自体が正しくありません。「Neumannの結果を野坂が一般化した」と書きましたが、 どうやらNeumannの結果自体がそもそも間違えの様(証明に大きなミスが二つあり、反例もあり)で、私も同様に間違えたという流れです。
定理A.4で、トーラス結び目のBlanchfield pairingを求めたと主張しました。 しかし正しくは、私が示せたことは、ある定数倍をup toで考えた値でした。 その定数が1であると思い込んだのが、決定的なミスだったようです。その定数は何かは今でも不明です
その訂正ないし罪滅ぼしとして、「Some comparisons of Blanchfield pairings and cohomology pairings of knots」という論文で、何が本質的に難しいかを論じました。